【2026年】飲食店のキャッシュレス決済 比較|手数料・入金サイクルで選ぶおすすめ5社


キャッシュレス決済は「どれも同じ」ではありません。選び方を間違えると、毎月の手数料と入金サイクルでジワジワ損をします。 とくに飲食店は現金商売のイメージがありますが、いまや「キャッシュレス非対応というだけで来店をやめる客」が確実に存在します。

この記事では、飲食店で導入の多い主要5社を、①手数料 ②入金サイクル(資金繰り)③対応ブランドという現場で効く3点で比較します。

主要5社の比較表

飲食店向けキャッシュレス決済 比較(2026年9月時点・各社公式サイトより)
サービス初期費用/端末対面クレカ手数料入金サイクル向いている店
Square月額0円/端末 約4,980円〜2.5%〜
※QR等3.25%
最短翌営業日
※三井住友/みずほ
個人店・小規模
AirPAY月額0円/端末0円キャンペーン有2.48%〜月3〜6回
※QRは月1回
幅広く対応したい店
stera pack月額3,300円
※初年度無料・端末込み
1.98%〜
※プラン別
月2回レジ一体で使いたい店
STORES決済端末 約19,800円1.98%〜
※QR等3.24%
月末締め翌月末
※手動は最短翌々日
ネット販売併用店
楽天ペイ月額2,200円
※端末0円キャンペーン有
2.20%〜
※QRは2.00%
翌日
※楽天銀行
楽天経済圏の店

選び方の3つの軸

① 決済手数料 ―「たった数%」でも年間で効く

飲食店の決済は薄利です。「手数料はどこも同じ」と思われがちですが、実は対面クレジットカードの手数料は1.98%〜2.7%程度と、サービス・プランで差があります。一方、QRコードや電子マネーは3.24%前後で横並びのことが多いです。

ポイントは、自店でよく使われる決済の料率で比べること。「クレカ中心の店」と「QR中心の店」では、お得なサービスが変わります。

② 入金サイクル ―“資金繰り”を殺さない

見落としがちですが、売上が口座に入るまでの日数は経営に直結します。仕入れが先・入金が後だと、キャッシュが詰まります。最短翌営業日〜翌日で入る仕組み(Squareや、楽天銀行を使う楽天ペイなど)は、小さな店ほど効いてきます。

③ 対応ブランド ―「使えません」で客を逃さない

クレカ(Visa/Master/JCB/Amex)、交通系IC、QR(PayPay・楽天ペイ 等)——立地と客層で「絶対に外せない決済」が変わります。オフィス街ならQR、観光地なら交通系&海外ブランド、という具合です。

各サービスの特徴

Square(スクエア)|まず小さく始めるならこれ

月額固定費・初期費用・振込手数料がすべて0円、端末はカードリーダーが約4,980円〜と安く、申し込みから最短で使い始めやすいのが強み。対面クレジットカードは2.5%(その他の決済は3.25%)。三井住友銀行・みずほ銀行なら最短翌営業日入金で、資金繰りにもやさしく、個人店・小規模店の「1台目」に最適です。

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端末代・手数料・キャンペーンは公式で最新をご確認ください

AirPAY(エアペイ)|対応ブランドの広さが魅力

クレカ・電子マネー・QRまで幅広く1台でカバー。カード決済手数料は2.48%〜(ブランドにより異なります)。入金は金融機関により月6回または月3回(AirペイQRは月1回)。端末0円キャンペーンが行われることも多く、「とりあえず全部使えるようにしたい」店に向きます。

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stera pack(ステラパック)|レジと決済をまとめたい店に

オールインワン端末で、決済・レジ・ポイントなどを1台に集約できるのが特徴。月額は3,300円(初年度無料)。スモールビジネスプランならVisa/Mastercardが1.98%と業界最安級です。月額制で端末込みなので、レジも含めて1台にまとめたい店に向いています。

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STORES決済|手数料の安さとネット販売の併用に

スタンダードプランなら対面のVisa/Mastercardが1.98%と低め(電子マネー・QRは3.24%)。振込手数料は無料で、入金は月末締め・翌月末払い(手動なら最短翌々日)。実店舗+ネットショップ(お取り寄せ・EC)を併用する店とも相性が良く、テイクアウトや物販を伸ばしたい飲食店の選択肢になります。

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楽天ペイ(実店舗決済)|楽天経済圏の店に

クレジットカード2.20%、楽天ペイのQRコード決済は2.00%と手数料が低め。楽天ポイントが使える・貯まるのも強みです。入金先を楽天銀行にすると翌日入金・振込手数料無料(他行は1回330円)。楽天ユーザーの多い客層なら集客効果も期待できます。

端末一体型で選ぶなら|PayCAS Mobile・USEN PAY

有名5社に加えて、「端末1台ですべて完結する」オールインワン型も、飲食店の現場では有力な選択肢です。SIM内蔵で持ち運べたり、レシート印刷まで1台でできるので、テーブル会計やイベント出店にも向いています。

サービス対面クレカ手数料特徴
PayCAS Mobile2.48%〜SIM内蔵で持ち運び可・レシート印刷内蔵・1台でクレカ/電子マネー/QR
USEN PAY2.9%〜
※ENTRYは3.24%〜
対応71ブランド以上・翌日入金あり・USENの店舗サポートと連携

PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)|持ち運べるオールインワン端末

ソフトバンクグループ提供のオールインワン端末。SIM内蔵でWi-Fiがなくても使え、レシートプリンターも内蔵。クレカ・電子マネー・QRを1台でこなし、手数料は2.48%〜。テーブル決済やキッチンカー・イベント出店にも強く、「端末をあれこれ増やしたくない」飲食店に向いています。

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USEN PAY(ユーセンペイ)|対応ブランドの多さと店舗サポート

USEN提供で、対応ブランドは71種類以上。翌日入金サービス(土日祝を含む)にも対応します。手数料はやや高めですが、USENの店舗運営サポート(BGM・POSレジなど)と合わせて導入したい飲食店に向いています。

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タイプ別おすすめ

あなたの店おすすめ理由
開業したて・個人店Square月額0円・端末が安く、入金も早い
客層が幅広い(観光地・繁華街)AirPAY対応ブランドが広く取りこぼしにくい
手数料をとにかく抑えたいstera / STORES対面クレカ1.98%〜と低め
楽天ユーザーが多い/ポイント訴求楽天ペイポイント連携+楽天銀行で翌日入金

よくある質問

Q. どのサービスも手数料は同じ? A. いいえ。対面クレジットカードは1.98%〜2.7%程度と差があり、プランによっても変わります。QR・電子マネーは3.24%前後で横並びのことが多いです。自店の決済の中心で選びましょう。

Q. 複数社を併用してもいい? A. 可能ですが、管理と手数料が煩雑になりがちです。まずは対応の広い1社に絞るのがおすすめです。

Q. 導入にどれくらいかかる? A. 申し込み〜審査〜端末到着で数日〜2週間程度が目安。繁忙期前に余裕を持って申し込みましょう。

まとめ

  • キャッシュレス決済は「手数料・入金サイクル・対応ブランド」で選ぶ
  • 小さく早く始めるなら Square、幅広く対応なら AirPAY、手数料重視なら stera / STORES、楽天経済圏なら 楽天ペイ
  • 料金・キャンペーンは変動するため、契約前に必ず公式で最新確認を

自店の客層と資金繰りに合う1社を選べば、キャッシュレス対応は「客を逃さない」「会計が速くなる」という確かなリターンになります。

なお、会計をさらに効率化するなら飲食店のPOSレジ比較、予約の取りこぼしをなくすなら予約システム比較もあわせてどうぞ。決済・レジ・予約を連携させると、打ち間違いが減り、会計も予約管理もスムーズになります。